テロメアとは、DNAの両端に位置し、染色体※の保護キャップの役割を担います。
細胞が分裂増殖するには、自身のDNAを複製する必要があります。 通常のDNA鎖の両端(テロメアDNA)は、染色体保護の役割をし、 完全には複製されず徐々に失われていきます。
その短縮が限界に達しますと、DNA鎖の先端がむき出しになってしまいます。 そこでDNAの複製が停止となり、細胞はそれ以上分裂することが出来なくなります。 これが細胞の老化の仕組みです。
※染色体は、 デオキシリボ核酸 と呼ばれる物質でできています。 デオキシリボ核酸を省略した呼び名が DNA です。 染色体をつくる材料、パーツのことをDNAと呼ぶのです。 DNAと遺伝子の違いは、DNAが物質そのものであるのに対し、 遺伝子はDNAに記載されている情報を指します。
細胞内に存在する細胞内小器官。 ATPの生成やアポトーシス(細胞死)において重要な働きを担っている。 ミトコンドリアは、細胞内に存在する細胞内小器官であり、1細胞あたり100個から2000個程度含まれます。
<中略>
運動を行う際に生体は筋肉を収縮させるための多くのエネルギーを必要とします。 このエネルギーの大部分が、ミトコンドリアによる有酸素性エネルギー代謝により作り出されます。 継続的な運動(トレーニング)は、骨格筋や心筋におけるミトコンドリアの適応をもたらし、 更なるエネルギー供給や疲労耐性を可能とします。
NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)は、体内の細胞で起こる代謝過程や反応に不可欠な物質であり、健康維持や体力維持などを担う役割を果たしています。
補酵素である「NAD+」は、加齢と共に減少することも研究結果で報告されています。(図を参照)
そして、多くの研究データにより、NAD+の欠乏が様々な病気を引き起こすことが示唆されており、近年では、NAD+を補給することでサーチュイン「長寿遺伝子」が活性化され、加齢に伴う様々な身体の衰え(老化現象)を改善できる可能性が報告されています。
つまり、「若返り」が期待される成分として注目を浴びているのです。
しかし、NAD+そのままでは、体内に取り込むことが難しいとされ、その前駆体であるNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)として摂取すると 体内でNAD+に変換されます。そこでNMNに注目が集まっているのです。
論文【Age-Associated Changes In Oxidative Stress and NAD+ Metabolism In Human Tissue】Figure 4より引用
Correlation between NAD+ levels and Age in (A) Males (B) Females.
サーチュイン(Sirtuin)遺伝子は、「長寿遺伝子」または長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びるとされています。
さらに、サーチュイン遺伝子は、哺乳類では7種類見つかっており、全て合わせて「サーチュインファミリー」と呼ばれています。 (※主な分布図は、以下の図)
サーチュインを活性化すると期待される成分にNMNやレスベラトロールなどが挙げられます。
7種類全てのサーチュイン長寿遺伝子にスイッチを入れると言われる「NAD+」。 加齢とともに体内から減少することが分かっている「NAD+」※ですが、「NAD+」を直接体内に補うことは、難しいとされています。
※NAD+の「 + 」の意味は単に正の電荷を帯びているという事を表しています。
そこで注目されているのが、その前駆体である「NMN」。「NMN」はビタミンB3群のニコチンアミドモノヌクレオチドの略称で、体内でも多く利用される補酵素のもとになる材料です。
老化細胞の発生 → 酵素「CD38」が増える → NMNやNADを減らしてしまう → 老化が加速 → 肌、筋肉などが衰える → さらに負のスパイラル ※つまり、「CD38」がNMNやNAD+の邪魔をする。
NMNを摂取 → NADに変換 → サーチュイン長寿遺伝子の活性(テロメアの保護) → ミトコンドリアがエネルギーを産生
レスベラトロールも「NAD+(前駆体のNMN)」と同様に特定のサーチュイン遺伝子を刺激し老化を予防する成分として注目されています。
中でも有効成分とされるトランス-レスベラトロールを含む原料を使用していることが重要とされ、研究の対象になっています。また、見た目の老い(シミ、シワ、肌の弾力)、筋肉の減少、活力低下などへの予防が期待される成分として数多くの研究が進んでいます。
レスベラトロールを摂取 → サーチュイン長寿遺伝子の活性(テロメアの保護)
※ 筋肉とミトコンドリアは密接に関係し、そこにもNMNが役立ちます。
「筋肉」と「ミトコンドリア」は、切り離せないキーワードです。 人間のエネルギー源の製造工場ともいわれるミトコンドリア※1がうまく活動、サイクルしてくれるからこそ、若々しい体が維持できるとも考えられます。
※1 ミトコンドリアとは(引用/e-ヘルスネット) ミトコンドリアは、細胞内に存在する細胞内小器官であり、1細胞あたり100個から2000個程度含まれます。
<中略>
運動を行う際に生体は筋肉を収縮させるための多くのエネルギーを必要とします。このエネルギーの大部分が、ミトコンドリアによる有酸素性エネルギー代謝により作り出されます。継続的な運動(トレーニング)は、骨格筋や心筋におけるミトコンドリアの適応をもたらし、更なるエネルギー供給や疲労耐性を可能とします。
体内には、ミトコンドリアがみっちり詰まっている7つの筋肉があります。 お腹の深部にある大腰筋、太もも内側にある内転筋、太もも裏側の半腱様筋と半膜様筋、 ふくらはぎにあるヒラメ筋、そして肩甲骨のあいだにある菱形筋とお腹を覆う腹横筋の7つです。
これらの筋肉を使えるようにするだけで、 一気にミトコンドリアがエネルギーを生み出し、痩せやすくなるのです。 また、加齢に伴ってもろく弱くなった筋肉をサルコペニアといい、 高齢者の転倒や寝たきりの原因にもなっています。
ただサプリを飲んだら痩せるのではなく、当然に運動を行い筋肉を増やしてください。 サイズダウン サプリメントはその効果をアップさせます。
筋肉づくりに必要な、肉・魚・豆類などタンパク質が豊富な食品をしっかり摂ることが重要です。 市販のプロテインを活用するのもおすすめです。
伝統的に滋養強壮、活力増強、栄養補給などの補助栄養剤として用いられている植物の「マカ」が「骨格筋の生育・成長等にも期待できる」という研究もされています。
ビタミンB群も体内でNAD+へと合成される材料です。有効成分のベースを支える補助にバランス良く調整配合。
※サイズダウン サプリメント用にビタミンB群の中から成分を選択配合。
原材料名 | |
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β-ニコチンアミドモノヌクレオチド(国内製造)、赤ワインエキス末、マカエキス末(マカ抽出物、デキストリン)、L-シトルリン、L-カルニチンフマル酸塩、ショウガエキス末/結晶セルロース、HPMC、ナイアシン、ステアリン酸カルシウム、L-アルギニン、ゲル化剤(ジェランガム)、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンB6、二酸化ケイ素、ビタミンB12 |
栄養成分(1粒あたり) |
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